YUMING SONG 2

真珠のピアス/松任谷由実(1982)

 

彼氏に新しい彼女が出来、別れる最後の夜にベッドの下にピアスを片方捨てる・・・。

女性の嫉妬が巧みに描かれた名曲です。

ファンの人からの手紙がモチーフになった曲だそうですが、アルバムのタイトルである「PEARL PIEACE」は性行為の時のいわゆる「腹出し」の形容なんだそうです。

正隆さんのエッセイに書いてあったのですが、少なからずショックを受けました(笑)。

 



真冬のサーファー/松任谷由実(1980)

 

山下達郎のコーラスが印象的なポップナンバー。

この曲の舞台は、千葉の犬吠岬だそうですが、このアルバムのジャケットに描かれているような灯台があって、とてもいい場所でした。

これぞ、松任谷由実のポップスという感じですよね。



人魚になりたい/松任谷由実(1980)

 

ユーミンのコンサートの水芸の時によく歌われる1曲です。

地味目のバラードですが、美しい旋律の名曲です。



人魚姫の夢/松任谷由実(2007)

 

「シャングリラⅢ」の時にクライマックスで歌われた1曲です。

シャングリラのタイトルが「ドルフィンの夢」だったので、公演用に制作されたマイナー調のバラードですが、シングル向きの楽曲ではなかったかもしれません。

 



人生ほど素敵なショーはない/松任谷由実(1997)

 

このアルバムは17年続いた1位の記録が途絶えてしまったちょっと辛い時期の作品。

メガヒットが世の中を彩っている時代にかなり地味な印象でした。

ツアーでも歌われなかった地味な曲なんですが、聴くとなんだか辛い気分になるのは何故なんでしょうか?

 



吹雪の中を/松任谷由実(1988)

 

前作のアルバム「ダイアモンドダストが消えぬ間に」に収録されていた「ダイアモンドの街角」を思わせる、マイナー調バラードです。

このアルバムの中では、かなり片隅に追いやられてる地味な1曲かもしれません。

 



水の影/松任谷由実(1980)

 

元々はシモンズのシングル曲として提供した曲です。

シャングリラ2のエンディングで歌われたり、徐々に名曲として浸透していった印象があります。

ベストアルバム「日本の恋と、ユーミンと。」にも収録された名曲中の名曲。



水槽のJELLYFISH/松任谷由実(2004)

 

この曲は歌詞を見ながら聴いて欲しいんですけど、ユーミンの言葉遣いに唸らされる1曲です。

失恋をした心境を、水槽のクラゲに投影した内容なのですが、「水槽」と「水葬」、「掬って」と「救って」という歌詞に驚愕しました。

ただ曲だけ聴いていたら気付かなかった部分で、ユーミンがいかに細部にまでこだわって歌詞を書いているかが、良く解る1曲です。

 



水平線にクレナディン/松任谷由実(1979)

 

3拍子のドラマティックなバラードです。

10代の自分は、グレナディンというお酒のシロップは知りませんでしたし、当時はかなり難解な1曲でした。

ユーミンにしては非常に珍しい英語の歌詞がサビになっています。

 



星のクライマー/松任谷由実(2003)

 

麗美のアルバムにユーミンが詞を提供した曲のセルフカヴァー。

元々は他の詞がついていたらしいですが、大人っぽ過ぎるという理由で詞を書き換えたらしいです。

冒険家の植村直己氏に宛てて書かかれた、レクイエムソングです。

 

 



星のルージュリアン/松任谷由実(1980)

 

ポーラ化粧品のキャンペーンソングでした。

しかし、残念ながらヒットにはならず。

かなりメロディが難解な曲だな・・・というのがこの曲の感想。

当時、ポーラ化粧品レディはこのレコードを顧客に配っていたという話を聞いたことがありますが、そういう配布用のレコードって羨ましい(笑)。

 



星空の誘惑/松任谷由実(1983)

 

心の疾走感が赤裸々に表現されている、素晴らしい1曲だと思います。

~オレンジのトンネルの中は 横顔がネガのようだわ~ という表現はさすがユーミン!というフレーズ。

 



生まれた街で/荒井由実(1974)

 

名盤「ミスリム」のOPナンバー。 

どんな場所に居ても心は自由なんだとという、ユーミンからのメッセージを感じます。

季節の変わり目に聴くとグッとくる1曲。

 



青いエアメイル/松任谷由実(1979)

 

ファンの中でも非常に人気の高いバラードです。

海外へ行ってしまった恋人からエアメイルが届く場面から回想シーンが始まりますが、

~選ばなかったから失うのだと~

というフレーズが胸に染みますね。

 



青い船で/松任谷由実(1983)

 

映画「さよならジュピター」の挿入歌として起用された曲です。

ユーミンの宇宙シリーズも個人的にはあまり刺さらなくて・・・・

どちらかというと日常生活の中にある小さな宇宙が好きだったりします。

 



青春のリグレット/松任谷由実(1985)

 

麗美に書き下した曲のセルフカヴァーです。

麗美バージョンはアレンジがミディアムテンポで儚い感じでしたが、ユーミンのバージョンはどこか力強い女性像が描かれているイメージです。

結婚を急いだばかりに、恋人を失ってしまう女性の物語ですが、結婚をテーマにした曲にはどうも感情移入できません。

よって、この曲にも特に強い思い入れがないのです。

 



静かなまぼろし/松任谷由実(1978)

 

「ミュージック・フェア」出演時に、共演をしたジュリーに書き下した曲です。

しかしレコーディングされたのは1989年のアルバム「彼は眠れない」でした(一部歌詞が男言葉になってます)。

まるで映画のワンシーンを見ているようなドラマティックなバラードです。

 



昔の彼に会うのなら/松任谷由実(1982)

 

荒井由実時代にポニーテイルに提供した「二人は片想い」の歌詞違い。

お盆時期の都会の空気感が伝わって来るサマーソングです。

飲茶なんていうものがまだ一般化していなかった時代にこの小道具使いはお見事!



雪だより/松任谷由実(1980)

 

このアルバムはイケイケ(死後)のリゾートアルバムの印象がありますが、根底に流れているのはこの曲のようなピュア恋心なんじゃないかと思います。

平凡な日々にも胸キュンするような出来事があり、この曲はそんな大切な事を教えてくれるのです。

ちなみに最初は「赤いヤッケ」だったそうですが、知り合いの大学生に「ダウン」を教えてもらい歌詞を変えたとのこと。

 



雪月花/松任谷由実(2002)

 

アルバムからシングルカットになった1曲。

発売日に不良品が発覚し、チャートががっくりと落ちたという曰くつきのシングル。

ちょっと狙いすぎて外した感はありましたが、感動のバラードです。

 



千一夜物語/松任谷由実(1992)

 

「幸せはあなたへの復讐」に似たある意味復讐ソングです。

4つ打ちのサウンドに挑戦した曲ではありましたが、どこか無理があるような気がしました。

このアルバムは、いろいろな意味で問題作だったな・・・と改めて感じます(否定ではありません)。

 



川景色/松任谷由実(1983)

 

石川セリへの提供曲のセルフカヴァー。

5月の川沿いの風景描写が素晴らしい、ある意味「まぶしい草野球」の世界に通ずる内容ですね。

ユーミン的には多摩川の風景を描いたんだと思いますが、自分は当時荒川土手でこの曲を聴いてました(笑)。

聴いた人それぞれの風景ということで!

 



続ガールフレンズ/松任谷由実(1987)

 

アルバム「VOYAGER」に収録されていた「ガールフレンズ」の続編。

「続~」というタイトルを最初に使ったのはユーミンで、その後他のアーティストも使うようになった記憶があります。

当時はすっかりOLの教祖になっていたユーミンですが、個人的には結婚や結婚式をテーマにした曲は刺さって来ず、この曲は狙いすぎだなという印象。

でも、良くできた構成だな・・・と感心するしかないんですけどね(笑)。

 



卒業写真/荒井由実(1975)

 

ハイ・ファイ・セットのデビュー曲として書き下ろされた曲ですが、ユーミン・バージョンはフリーソウル風の軽いアレンジです。

(ピアノ1本の演奏による再録音は「ノイエ・ムジーク」の初回盤に収録されました。)

この曲って実は卒業の曲ではなくて、卒業して、新生活が始まってから過去を振り返る内容なので、卒業式で歌う歌ではないんですよね(笑)。

でも、名曲はこうして歌い継がれていき、詠み人知らずになっても、多くの人々に歌われていくのでしょうね。

 



太陽と黒いバラ/松任谷由実(2011)

 

オルケスタ・デ・ラ・ルスに楽曲提供した曲の日本語バージョンです。

ユーミンお得意のラテン系ナンバー。

 



太陽の逃亡者/松任谷由実(2004)

 

オリジナルラヴの田島貴男とデュエットした軽快なポップナンバー。

このアルバムがもし90年代にリリースされていたら、もう少し話題になったんじゃないかな?と勝手に思っています。

映画のワンシーンを思わせる、好きな1曲。

 



大連慕情/松任谷由実(1980)

 

1977年に萩尾みどりに提供した楽曲のセルフカヴァー。

~黄ばんだ便せんにそそぐ光さえぎり 雀遊ぶ影は果てない空へ~

の描写があまりにも素晴らしく、ひれ伏したいような気持ちになる1曲。

ちなみに、満鉄の金持ちの美意識を描いたそうです(笑)。

 



只今最前線突破中/松任谷由実(1993)

 

1990年代はユーミンの迷走時代だと勝手に思っているんですけど、この曲はそういう迷走時代の代表曲かもしれません。

 



誰かがあなたを探してる/松任谷由実(1991)

 

このアルバムは200万枚売れたにもかかわらず、かなり難解だったために、ライトユーザーは離れていった印象があります。

この曲はコンピューター・ウィルスの侵入と恋のウィルスをひっかけていますが、当時はまだパソコンが普及しておらず、一般庶民には意味不明の曲だったかもしれません。

ユーミンも良く解らないで書いていたのかもしれませんが、叩くのはキーボードですよね?

このアルバムから、世の中とのズレが生じてきたような気がします。

 



誕生日おめでとう/松任谷由実(1988)

 

かつての恋人の誕生日をひっそりと祝うという、よく考えてみると怖い内容です(笑)。

派手な印象のこのアルバムの中では、地味な存在の1曲。

 



地中海の感傷/松任谷由実(1978)

 

アルバム「紅雀」に収録されている楽曲はすべてどこか靄がかかっているような雰囲気の曲が多いのが特徴。

この曲はアンニュイなスローボッサナンバー。

 



中央フリー・ウェイ/荒井由実(1976)

 

「セブンスターショー」というTV番組で、ムッシュかまやつと曲をプレゼントし合うという企画から生まれた1曲。

(ちなみにムッシュが持ってきた曲は「楽しいバス旅行」というワンフレーズしかない曲だった。)

当時、ポスト・ユーミンと呼ばれる人が出てきた時期で、こんな曲書けるものなら書いてみろ!的に出来たというエピソードもあり。

中央高速道路では、事故も多発する社会現象にもなった曲。

 



朝陽の中で微笑んで/荒井由実(1976)

 

帝劇のタイトルにもなった荒井由実時代のバラード曲。

とても壮大でドラマティックな曲ですが、個人的にはそこまで刺さってこなかった1曲。

 



潮風にちぎれて/松任谷由実(1977)

 

松任谷由実、第一弾シングル。

湘南の海を思わせる海辺での別れを描いたアコースティックなメロウナンバー。

ファンの間でも人気のある1曲です。

 

 



天気雨/荒井由実(1976)

 

茅ヶ崎に実際にあるサーフショップ「ゴッデス」という具体的なワードが出て来る1曲です。

~やさしくなくていいよクールなまま近くにいて~

のワンフレーズだけで、彼のキャラクターや二人の距離感がとても伝わってきます。

ユーミンの人間との距離の取り方って、こういう部分に表われてると思うんですよね。

つかず離れずというか、ベタベタしてないというか。

歌詞内にある「白いズック」は最初「白いケッズ」だったらしいですが、当時はまだプロケッズが一般的に認知されていなかったため「ズック」になったそうです。

 



天国のドア/松任谷由実(1990)

 

前人未到、日本人初の200万枚を売り上げたアルバムのタイトル曲です。

SEXのオーガズムをジェットコースターの例えた曲で、絶頂への扉を「天国のドア」というワードで表現しました。

大ヒットしたアルバムのタイトルにも関わらず、曲の認知はイマイチでした。

90年代の試行錯誤は、すでにこのあたりから始まっていたかもしれません。

 



土曜日は大キライ/松任谷由実(1986)

 

「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマです。

バブル時期の六本木を思わせ歌詞や、ワクワクするサウンドがサイコーです。

元々あった曲に詞をつけたらハマったとコメントしていた記憶があります。

~浮かれさせる土曜日~

の部分のメロディは天才的だなと思います。

 



冬の終り/松任谷由実(1992)

 

ドラマの主題歌に起用された曲です。

女子高生同士の友情を描いた、結構シリアスな内容で、個人的には刺さらなかった曲ですが、当時の10代のファンからはかなり支持された曲だったと思います。

詞はさておき、メロディーが好きです。

このアルバムの曲って、良く練られていていい曲が多いんですよね。

 



灯りをさがして/松任谷由実(2004)

 

2000年代のユーミンの苦悩が如実に投影されているんじゃないかと思わせるバラード。

聴いていてなんだか辛くなってくる曲です。

それは、自分個人が勝手に感じていることなんですが、このタイプの歌詞って実はあまりなかったりします。

 



瞳はどしゃ降り/松任谷由実(1992)

 

同時期にA.S.A.P(ユーミンのカヴァーソングを歌った黒人女性グループ)のアルバムのために書き下した曲(曲のみ)。

ユーミンならではのポップな失恋ソングで、コンサートでは傘を使った演出が印象的な1曲。

 



瞳を閉じて/荒井由実(1974)

 

「私達の高校に校歌を作ってほしい」。

長崎の五島列島の奈留高校の女子高生が深夜放送に送ったハガキがきっかけとなりこの曲は生まれました。

校歌にはなりませんでしたが、現在でも愛唱歌として親しまれている1曲です。

1988年には島に歌碑が立てられ、その除幕式にはユーミンも参加しています。

この曲こそ、詠み人知らずとなっても後世に残っていく曲でしょうね。

 



届かないセレナーデ/松任谷由実(1989)

 

年末の冬の街が舞台の失恋ソングです。

バブル絶頂期のアルバムに収録された1曲だとしても、ユーミンの本質は、こういう哀愁ソングの中にあるような気がします。

ベストアルバムに収録されるような1曲ではないけれど、隠れた人気がある1曲です(苗場向き?)。

個人的には好きな1曲です。

 



曇り空/荒井由実(1973)

 

ユーミン初期のボサノヴァナンバー。

低血圧っぽい、気まぐれな主人公の憂鬱が表現された名曲。

どことなくフランス映画のワンシーンに出てきそうなシチュエーションですよね。

好きな1曲です

 

 



二人のパイレーツ/松任谷由実(1993)

 

キリンラガーのCMソングに起用された曲です。

CMで流れていたものとはアレンジが違うので、こちらはアルバム・バージョン。

(シングル未発売)

「ANNIVERSARY」や「PARTNERSHIP」を思わせるような、壮大な愛を感じさせるバラードで、地味な曲ではありますがじわじわと染みて来る1曲です。

 



虹の下のどしゃ降りで/松任谷由実(2006)

 

JR東日本のキャンペーンソングでした。

ユーミンらしくて、可愛らしいポップスなんですが、何故か評価が高くない気がします。

ガラケーが流行した時代の曲なので、歌詞にも携帯電話の描写が出てきます。

 

 



日付変更線/松任谷由実(2003)

 

南佳孝に提供した楽曲のセルフカヴァーです。

作詞 ユーミン、作曲 南佳孝。

スローなボッサが気持ちいい1曲。